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静岡県磐田市で輸出と輸入のサポートをしております
貿易なんでも窓口の吉田です。
今日は、隣の国のストライキの影響①に続いて、
隣の国で起きたストライキの思いがけない色々についてお話したいと思います。

さて、目的の港の隣の国で、隣の港でのストライキ。
輸入者さん、いつ受け取ることができるやら、、。
とは思ったものの、まさか
予約していた船積みを拒否されるとは、思ってもいませんでした。
まず、これが一番に驚きました。
そして、次に驚いたことが、
なんと、船賃が時価になったこと(T_T)
輸入者からは、何としてでも載せてくれ、、との要望。
船賃が時価になった事=払う人が船積み優先される。
そんな便乗商売のようなことが起きてしまっている事にびっくりというか呆れるというか、、。
でも、呆れていても仕方ないので、現地業者さんに連絡を取り、
「正確な状況把握。」
「最短でどれくらいの期間&金額で手配できるか。」
を、超特急で確認してもらいました。
結果、2倍近い金額で、予定の便より数日~7日程度遅い日程で出港の便に載せました。
この辺の詳細はすでに記憶が曖昧なため、事実と異なっていたらすみません。
その後、無事商品を受け取った輸入者さんからは、
「かなり高い船賃を支払ってでも、とにかく急いで欲しかった!はずなのに、
しばらくして冷静になると、貨物を急がせる以外に別の方法があったかもしれない。」
「高い船賃で良しとした、努力が足りず、交渉が失敗した業者は次は使わないでくれ。」
と、連絡がありました。

・・・当時、この件に関わった業者さんも人も最善は尽くしたと今も思います。
ただ、錯綜する情報の中で正確につかみきれなかったかもしれない点や、
何度確認しても、輸入者さんの最優先事項である「とにかく載せてくれ」という要望は一貫していたため、
その要望に応えなくては!と強く思うあまり、別の視点にかけていた部分はあるかもしれないなぁ、と思います。
でも、やはり最善は尽くしたと思います。
